今回のショールームには塗装業を営むYさんが、福島県からお越しいただきました。
Yさんは御年75歳ですが10人程の社員の先頭に立って自分でも塗装されている現役の職人さんでもあります。
ガイナ以外にも最新塗料の情報に詳しい、大変勉強熱心な方です。
ショールームにはガイナを塗布した多くのサンプルがあり、ショールーム自体の壁や天井もガイナ塗装です。
Yさんは実験開始前から熱心にそれらを見て回っていらっしゃいました。
ショールームは喫煙可でガイナの性能を実感いただく為に、10年以上“あえて”掃除をしていません。
Yさんはコテ仕上げの天井にまったくヤニ汚れがついていないのに驚き、吹付塗装の壁面も手で何度もこすって確認されていました。
Yさんは職人として具体的な施工時の質問を多くされていました。
ガイナは、その機能を十分に働かせるために施工上、ご注意頂きたい事がいくつかあります。
『塗布面積を守る』
ガイナ1缶14㎏で塗装面積30~35㎡を2度塗りでご使用ください。
ガイナはその塗膜内に球状セラミックの多層構造を作ることで遮熱、断熱、防音等の多彩な機能を持つので、規定より薄く塗っては効果が十分に得られません。
『施工前の十分な攪拌(かくはん)』
ガイナ主成分のセラミックは比重が軽く上部に浮いています。
電動撹拌機で十分に混ぜて頂けないと、セラミックとシリコン樹脂が均一にならず効果にムラができてしまいます。
ガイナは一般の塗料と殆ど同じように扱える商品で、下塗材も専用のものがある訳ではなく、特殊な器具機械が必要なこともありません。
しかし、ガイナの機能を十ニ分に発揮するには、施工店様にガイナをより深く理解していだく事が必要です。
是非とも、ショールームにお越しになり、なぜ、ガイナがそのような多機能を持つのか。どうすれば機能を活かせるか。どのようにすればお客様の問題を解決できるか。ご質問下さい。